株式会社AHSのVOICEROID+インストールするとhardlock.sys
ファイルが原因で何度かブルスクを頂きました。
VOICEROID+ 琴葉 茜・葵のFAQに書かれているが、対策済みのインストーラーがあるので製品登録してそこからインストールしろと。
自分は手動で対処してしまったので、そのときのメモを残す。
検索してきた方へ。素直に製品登録して、マイページからアップデートファイルからダウンロード、インストールした方が賢明です。
- Sentinel HASP/LDK RTE トラブルシューティングガイド
- 「Sentinel HASP/LDK Windows Command Line Runtime Installer」を試す
- Sentinel Admin Control Center
- (余談)hasplms.exeはウイルスではありません
Sentinel HASP/LDK RTE トラブルシューティングガイド
VOICEROID全般かどうかは分からないが、アクティベーションのライブラリにはタレス・グループが開発したSentinel ライセンス開発キットが採用されているっぽい。
色々検索していたらトラブルシューティングガイドのPDFが落ちていた。
http://support.safenet-inc.jp/srm/tech_note/faq/LDK_RTE_TS_20150323.pdf
端折るが「RTE の初期再インストールによる対処 (いずれも該当しない場合)」章の10番目に書かれている
C:¥Windows¥system32¥drivers に、 aks.(aks で始まるファイル)、“hardlock.sys”、“haspnt.sys” ファイルがあれば削除します。
この方法で恐らく解決したと思われる。
ちなみに私の環境下ではhardlock.sys
しか見当たらず。バージョンは3.87
だった。
「Sentinel HASP/LDK Windows Command Line Runtime Installer」を試す
「Sentinel HASP/LDK Windows Command Line Runtime Installer」でもなんとかなるよーとのことで興味本位でコレも試した。
タレスのサポートサイトから「Sentinel HASP/LDK Windows Command Line Runtime Installer」の最新版を探してダウンロードしておく。
この記事を書いた12月1日時点では、11月頃にリリースされた8.31
が最新版だった(偶に更新されているようです)。
ダウンロードリンクをクリックするとエンドユーザーライセンス契約がでてくるけどページの最下部にある「I accept(承諾します)」を押さないとダウンロードが始まらない。
ファイルを解凍して、フォルダを開いたら、コマンドプロンプトを管理者権限で実行しする。ファイルを解凍して、フォルダを開いたらそのフォルダのパスをcd
コマンドで移動しておく。
アンインストールする前にhaspdinst.exe -info
で状態確認してみよう。
このようなウィンドウが立ち上がって、ドライバのバージョン状態を確認できる。なおインストーラーが持ってるhardlock.sys
のバージョンが3.93
なので確かに新しいが、何処にインストールされたのかは不明。「not loaded」なので要らないのかも。
haspdinst.exe -remove
でアンインストールhaspdinst.exe -install
でインストール
インストールしたら再起動はしておこう。「Success」の表示がでたら成功。詳細なオプションは-?
で確認できる。
Sentinel Admin Control Center
これについては日本語の情報はほとんど無いが管理画面は日本語がサポートされていた。
にアクセスすると、「Sentinel キー」の一覧でキーIDを確認したり、「プロダクト」でアクティベーションされた製品名などが確認できた。
キータイプが「HASP SL AdminMode」「リホスト可能」となってるので、別のコンピュータに移動可能ではあるらしい。試しては無いがC2Vファイルを発行してUSBメモリなどで保存して、トラブったときにこのファイル使って回復できるかな? ただ「デタッチ不可」となってるので、C2Vファイルをアタッチした際にどういう反応されるかは不明。
FAQページに「ディアクティベーション」不可「回数制限」があるとのことなのでもしかするとうまくは行かないかもしれない。
Sentinelのライセンス開発キットに触った事のある人、詳しく教えてくれないかなぁ…。
(余談)hasplms.exe
はウイルスではありません
ここではVOICEROID+ EXに限った体で記載しますが、hasplms.exe
は「Sentinel ライセンス開発キット」のサービスで(表示名はSentinel LDK License Manager
)、VOICEROID+ EXのライセンス管理をしています。もしかするとファイヤーウォールに引っかかるかもしれませんが、通信は許可しておきましょう。
これを消したい、アンインストールしたい場合は本記事に書いてあるので省きますが、VOICEROID+ EX入れているよいこの皆さんは消してはダメです。停止させたり、アンインストールすると「ライセンス認証に失敗しました。」表示されて最悪動かなくなります。
わかってないのに弄るのは止めておきましょう